自信がなくても行動すれば自信はあとからついてくる
ラス・ハリス　=著

筆者について

ラス・ハリス　Russ Harris

医師で心理療法士、ストレスマネージメントの権威でもある。自らもアクセプト＆コミットメント・セラピー（ACT）で不安との戦いを乗り越えた経験を持つ。著書『幸福になりたいなら幸福になろうとしてはいけない』が30か国で読まれるベストセラーとなり、世界各地でマインドフルネスの活用方法を指導するワークショップを行う。英国生まれで現在はオーストラリア・メルボルン在住。

巻末より引用

手に取る前に解決したかったこと

• 行動力をあげたい
• 動く前の躊躇、恐怖心に打ち勝ちたい
• 行動させれる人になりたい

自分が抱える課題に対して、実際に試すこと

まず行動

• まず自信の行動をする。自信の感情は後からついてくる。
• 成功にはスキルは必須。

恐怖とは戦わず、付き合う

• ネガティブ感情と戦わず、脱フュージョンする。
• 失敗は苦痛だが、それから進んで学ぶなら偉大な教師になる。

価値はしっかり定める

• 価値を追い求め、それに沿って生きる。成果にとらわれず、プロセスに情熱を注ぐ。

覚えたい、面白かった、人に話したいと思った要点

• 「目標」と「価値」を切り分けて、価値を指針に行動する
• 最大に成果を発揮するカギは、行動に完全集中すること。
• 感情よりも行動のほうがずっとコントロールしやすい。

感想

オススメ度：★★★★★★★★☆☆

「まず行動。自信はあとからついてくる」
体育会系なノリにも聞こえるが、結局この通り。行動をすることで自信も成果も始まる、というのを根性論でもなくわかりやすく説いてくれる。

恐怖を持たないのではなく、うまく付き合う。そのためには感情に”気づき”、”承認”し、”居場所を作り”、”気づきを広げる”。
ワークが多いけど、先を読みたくて後回しにしてしまったので是非何度でも読み直したい。こういう行動を促してくれる本は大好き。★8つ。