行動で心もフットワークも軽くしよう / 精神科医が教えるストレスフリー超大全 [ 樺沢紫苑 ]

行動で心もフットワークも軽くしよう

精神科医が教えるストレスフリー超大全

樺沢紫苑=著

筆者について

樺沢紫苑　かばさわ・しおん

精神科医、作家。1956年、札幌生まれ。1991年、札幌医科大学医学部卒。2004年からシカゴのイリノイ大学に3年間留学。帰国後、樺沢心理学研究所を設立。「情報発信を通してメンタル疾患、自殺を予防する」をビジョンとし、YouTubeチャンネル「樺沢紫苑の樺チャンネル」やメルマガで累計50万人以上に精神医学や心理学、脳科学の知識・情報をわかりやすく伝える、「日本一アウトプットする精神科医」として活躍している。
シリーズ70万部の大ベストセラーとなった「学びを結果に変えるアウトプット大全」「学び効率が最大化するインプット大全」（サンクチュアリ出版）をはじめ、16万部「読んだら忘れない読書術」（サンマーク出版）、10万部「神・時間術」（大和書房）など、30冊以上の著書がある。

YouTube「精神科医・樺沢紫苑の樺チャンネル」
https://www.youtube.com/user/webshinmaster

「精神科医・樺沢紫苑　公式メルマガ」
http://kabasawa.biz/b/maga.html

帯の裏表紙裏面より引用

本と手に取る前に知りたかったこと、やりたかったこと

ストレスが何かを知り、解放したい

ストレスのない生活リズムをつくりたい

ストレスに負けずに行動できるようになりたい

要点

ストレスフリーになる基本原則

不安を取り除くには「行動する」
→悩みを①書き出し②対処法を調べ③やってみるというToDoに置き換える
生活を整える「睡眠・運動・食事」

人間関係

過去の「マイナスの状態」と比べると、現在は「ポジティブな状態」にいることが明確になる
他人は比較ではなく、観察する
→他人を変えるより自分が変わる
人に流されぬよう自分の意見を持つ
→書くことで「自己洞察力」を高める
→他人が見て批判されるかもしれない緊張感が、あなたを真剣にし、アウトプットの効果を高める

身体を整えるための「睡眠」

寝る前の2時間の使い方を見直す

寝る90分前までに入浴を終える
楽しいコミュニケーションの時間を取る
水分をある程度とる、食事は控える
ストレッチやヨガ、軽い運動。音楽、アロマ、マッサージなど、非視覚系の娯楽をする
日記を書き、今日1日の楽しかったことを振り返る

心を整える

性格を変えるのではなく、行動を変える
長所伸展に集中するために、3行ポジティブ日記を書く
→今の自分を認め、ポジティブな気分で締めくくる
嫌なことは繰り返しアウトプットせず、1回だけ話してそれで終わりにする

人生を楽しむ人になるには

「素直さ」先入観を持たず、ニュートラルな状態になること
決断グセをつける
→調べるクセ、決断する基準を持つ
幸せの３つの種類を把握する
①下段「セロトニン的幸福」心と体の健康
②中段「オキシトシン的幸福」つながり・愛
③上段「ドーパミン的幸福」成功・お金

読書感想

オススメ度：★★★★★★★★☆☆

ビフォー	ストレスとは自分の外にあるものが要因でコントロールできないと思っていた。ストレスを解消する具体的方法がわからなかった。
気づき	ストレスとはわからないことに”悩む” 時間。行動をすることで不安に苛まれる時間、つまりストレスがなくなる。人間関係のストレスも自分の行動で解消ができる。他人は観察し、過去の自分との比較をする。発信で自己洞察力を高める。寝る2時間前の行動がストレス軽減につながる。 4行日記でポジティブな気分で睡眠に入ることがすごくリラックスにつながる。 3つの幸福を理解して、使いこなす。
TO DO	不安を感じたら「書き出す」「調べる」「やってみる」で解消する。特に「書き出す」が自分には必要。他人の観察、過去の自分との比較を強く意識したい。ナイトルーティンを確立。風呂、ストレッチからの4行日記で1日を締める。