一般常識と金持ち目線では異なる世界観 / 金持ち父さん貧乏父さん[ロバート・キヨサキ]
一般常識と金持ち目線では異なる世界観
金持ち父さん貧乏父さん[改訂版]
ロバート・キヨサキ=著
手に取る前に解決したかったこと
- 金持ちと貧乏のマインドの違いを知りたい
- 金持ちになるにはどんな行動が必要か知りたい
本から学んだ実際に試すこと、覚えたい要点
マインド
- 感情におぼれないことが一番大事なこと。恐怖と欲望という感情を長い目で見て、自分のためになるように使うこと。お金はニンジン、決して手に入らないまぼろしみたいなもの。
- 長い目で見た場合に大切なのは、どれだけの金を稼げるかではなく、どれだけの金を持ち続けることができるか。
- 自分がその場にいなくても収入を生み出すビジネス自体が資産。
- ラットレースから解放されるには「失敗に対して自分はどのように反応するだろうか」と問うべき。安全策しかとれないでいる大きな理由は疑いの気持ちと臆病風のせいだということ。
- 「どうやったらそれを買えるようになるか?」という言葉によって精神を鍛え、魂を活性化させることが大切。
- 現実に横たわる障害に勝つためにはやりたい・やりたくない「理由」を明確にすること。
行動
- 中流以下の人間がお金を手にすると、まずはぜいたく品を買おうとするのに対して、金持ちはぜいたく品を最後に回す。
- ただお金と安心のためにだけ働くのではだめ。新しい技術を学べるような別の仕事もしてみる。
- 自分に対してまず支払いをする。すると、借りている人や税務署に対して支払をしなければいけないというプレッシャーが強くて、何とか新たな収入の道を見つけようとがんばることになる。
- 世の中には才能があるのに貧乏な人たちがあふれている。才能に見合わない収入しか得られない原因は「知らないこと」にある。
- いまやっていることをやめる。うまくいっていることは何か、うまくいっていないことは何かを見極める。
- とにかく「買付申込をする」。申込をして、交渉もして、拒絶や拒否の経験をたっぷりしなくてはならない。
- 金儲けをしたいと思ったらまず行動しなければだめだ。ぐずぐずしていないでまず行動に移ろう!
感想
オススメ度:★★★★★★★☆☆☆
金持ちの哲学を子ども目線でわかりやすく解説してくれている本。
ストーリーなので誰にもわかりやすい。(ただ、飛ばし読みがしづらいから、読むのに時間がかかる汗)
「マインド」と「行動」を織り交ぜて解説してくれている。お金の勉強に関しては学校で学んでいない、つまり誰もが子供レベル。厄介なのは、長く生きてしまっているがゆえに変化できるかのところだと思う。
マインド部分については、聞いたことあるような内容が多いものの、それを実践できているかは話が別。昔から「欲しいもの=手に入らないもの」であり、いつになったら自分は欲しいものを得ることができるのだろうと思っていたが、そんなものは”決して手に入らないまぼろし”なのだろう。
「どうやったらそれを買えるようになるか」精神は自分にも子供にも必要な言葉、心に刻むことにしよう。
本の最後にも強調されているが、結局は「行動」。いつも自分のネックになっている「行動」が金持ちへのカギなのかもしれない。
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