適切な努力から生まれる「人」「お金」「信用」の動き / 革命のファンファーレ 現代のお金と広告[西野亮廣]
適切な努力から生まれる「人」「お金」「信用」の動き
革命のファンファーレ 現代のお金と広告
西野亮廣=著
本と手に取る前に知りたかったこと
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時代の先取りができる人の考え方を知りたい西野さんについて知りたい
- 「お金」と「広告」について捉え方を広めたい
要点、実際に試すこと
信用持ちになれ
- お金は信用を数値化したもの、クラウドファンディングは信用をお金化する為の装置
- 意思決定の舵は「脳」ではなく「環境」が作るから、嘘をつかなくてよい環境に身を置く
- 現代の宣伝力は、つまり信用力。信用の担保されない広告に、広告効果などない。
広告とは広く告げること
- 絵本は5年後も10年後も売れるので、広告も5年後も10年後も続くものにする
- 自分一人で広告をしてはいけない。”広告させる”ことが大切。
- 「広告」とは常に最適解を探す作業
- インターネットによりすべてがガラス張りになった今、お客さまの値段感覚は極めて正確
- インターネットによる物理的制約の破壊は、あらゆるものを無料化にする
お金は信用により動く
- 無料のものは一見無料のようだが、その実、マネタイズのタイミングを後ろにずらしているだけ
- 人が時間やお金を割いて、その場に足を運ぶ動機は、いつだって『確認作業』で、つまりネタバレしているものにしか反応していない
- お金のための著作権なら、それを解放して「使わせてくれてありがとう」という信用を稼いだ方がいい
巻き込み力
- これからの時代は、セカンドクリエイターの心をいかに揺さぶるか
- エンタテイメントは時間の陣取り合戦、時間を一番奪ったものが勝つ
- スナックとはコミュニケーションを売っている空間
- 大切なのはニュースを出すことではなく、ニュースになること
正しい戦略
- 不足する努力も誤った努力も努力でない。常識を疑い、実践し、修正点をあぶりだし、伸ばすべきポイントを徹底的に伸ばす。その繰り返しにしか未来はない。
- お客さまを動かす(モノを買わせる)には、<後悔の可能性>を取り除いてあげることが重要
- 100歳時代を幸せに生きる上で、歳を重ねることを「衰え」ではなく「成長」にすること
- 幸福度を決めるのはクオリティではなく昨日からの伸び率
情報を集めて行動に
- 勝負の決め手は脳みその数、厳密には経験の数
- 行動するのに必要なのは”勇気”ではなく”情報”
- 情報は行動する人間に集まり、更なる行動を生み、また情報が集まる
感想
オススメ度:★★★★★★★★★☆
西野さんがなぜ成果を出すことができたのか、その思考プロセスが西野さんの言葉で発せられている1冊。
「信用」「お金」「広告」など捉え方を見直すことで世界の見え方が変わってくる。
何より、一語一語から西野さんの賢さが伝わってくる。きっと読めば西野さんのファンになることだろう。
まずは圧倒的努力が必要。即行動に落とし込める内容ではないが、時間をかけてでも自分の生き方に落とし込みたい。★9つ。
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