走り続けよう、絶対にチーズは消えるから / チーズはどこへ消えた?
走り続けよう、絶対にチーズは消えるから
チーズはどこへ消えた?
スペンサー・ジョンソン=著
門田美鈴=訳
筆者について
スペンサー・ジョンソン Spencer Johnson, M.D.
医学博士、心理学者。心臓のペースメーカー開発にもたずさわる。現在は、さまざまな大学や研究機関の顧問もつとめ、シンクタンクに参加する一方、著作活動を続けている。その功績を認められて、ハーバード・ビジネス・スクールの名誉会員。
主な著書に、『1分間マネージャー』(共著)『1分間意思決定』『人生の贈り物』他、多数。
巻末より引用
本と手に取る前に知りたかったこと
- 変化を起こすメリットを明確化したい
- 変化を起こせるようになりたい
要点、実際に試すこと
消えたチーズはもうそこにはない
- 自分のチーズが大事であるほどそれにしがみつきたくなる
- “あのチーズ”に固執してしまうと、新しいチーズを好きになれない
- 自分の心の中につくりあげている恐怖のほうが、現実よりずっとひどい
動くとは安全に向かうということ
- チーズがないままでいるより迷路に出て探したほうが安全
- 遅れをとっても、何もしないよりいい
- 新しいチーズを見つけることができ、それを楽しむことができるとわかれば人は進路を変える
チーズにかじりつくのは、ランニングシューズを首にかけてから
- つねにチーズの匂いを嗅いでみること。そうすれば古くなったのに気がつく
- 備えていたら、変化に驚くことはない。
- どんな選択肢があるのかを知っていたほうが、居心地のいい自分の自分の居場所に閉じこもっているより安全
感想
オススメ度:★★★★★★★☆☆☆
「イシューからはじめよ」とは対照的な内容ながら、すぐに動くこと、もっと言えば動き続けることの大切さを教えてくれる本。
動けない人の心の動きが如実に示されており、そこに共感をしてしまう。その末路にはゾッとしてしまうがゆえに背中を押してくれる。
このような行動を促してくれる本はすごく好印象。自分にとってのチーズは何か、変化は何なのかを考えることが大切だろう。
内容はあっさりしているものの、メッセージが単純明快なので心に響く本。★7つ。
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